俺に天使が舞い降りた! ー星野みやこに見る異常性ー
2019年冬覇権アニメ、『私に天使が舞い降りた!』(通称わたてん)。
最終話で完全に天に召されつつこの記事を書いております。
12話、最高でした。ほぼ丸々演劇パートで感動させに来るとは流石に思いませんでした。近年稀に見る神回ってやつです、演出の勝利。普通にちょっと泣いた。
自分のわたてんに対するファーストインプレッションはこうでした、
「また露骨なロリコンオタクホイホイアニメが出てきたなぁ……」
と。
そう思ったのも束の間、第一話で完全に心を奪われました、ちょろいオタク故。
花ちゃんが出てきたところで「あぁ……私にも天使が舞い降りたなコリャ、参った参った……」となったモノ。こういう正統派ロリキャラすき。
最初こそ気ままな天使達に気を取られ気にならなかったものの、6話辺りから星野みやこことみゃー姉のキモさをひしひしと感じ、事あるごとに「みゃー姉キッモ!!」と絶叫しながら視聴してました。みゃー姉のキモさの所以とは何か、以下分析です。
【みゃー姉のキモさとは】
・まず1話冒頭から分かる通りみゃー姉は引きこもりです。自宅を警備してて偉いぞみゃー姉!
家に一人しかいない時は一生えげつないオナニーしてそうなんですよね、ジャージ姿で。絶対夏コミでネタにされるゾ。
主人公が引きこもりという設定の作品は数多くあり見慣れているのでここまででそんなに嫌悪感は湧いてこないんですよね、まだちょっと陰キャのマシュ、ぐらいのイメージです。
・問題はその後、幼女御一行と出会ってからの挙動です。なんとこの主人公、コミュ障幼女様相手に挙動不審である。その上クソレズ。
この手のロリコン向けアニメは基本的に天真爛漫な幼女ヒロイン複数名にしっかりした大人主人公ってのがセオリーだと勝手に思ってました。その反動なのかわからないですけど、幼女相手にコミュ障前回な主人公は見てて結構しんどかったです。可愛いんですけどね、みゃー姉。しかしそれを上回るキモさです。
・そして幼女達と打ち解け、やっとコミュ障感のあるシーンが減ったかと思ったら幼女に主導権を握られるみゃー姉。個人的にはこの辺りでみゃー姉のキモさがピークに達したと思います。小学生幼女に手を引かれ、それを恥じる訳でもなく完全に頼り切るコミュ障女子大生。もはや人間としての終焉の姿。すげーアニメだなコレ。
幼女に対し大人として一歩距離を置くのではなく、大の大人が幼女らと完全に同じ目線で話の中に混じっている。その上、時には幼女以下の立場になることも多々。この異物感がみゃー姉のキモさを引き立てる要因なんだと思いました。
世間に触れなさすぎて小学生の心のまま体が大きくなってしまったかの様。みゃー姉のリアクションみてても感受性が未熟なままな感じがひしひしと伝わってきます、まるでオタクである。
と、ここまでみゃー姉のキモさを見てきた訳ですけど、よくよく見ると幼女ヒロインら5人もそこそこ異常なんですよね、みんな小学5年生とは思えん。
・白咲 花
花ちゃんで特筆すべきは9話ラストのこのシーン。流石はみゃー姉の天使、可愛過ぎる。
しかし花ちゃん、どれを取っても基本的にはポンコツ、何をやってもダメ。可愛いだけの女(?)である。これで容姿が良くなかったら間違いなくイジメにあってたのでは。本当に小学5年生かお前は。
・星野 ひなた
視聴者の多くは正直花ちゃんより好きなのでは?と思うぐらいオタク受けがいい妹ことひなた。「みゃー姉!」と連呼する様は人懐っこい子犬を連想させます。なんと全話トータルで243回も「みゃー姉!」と言っているらしい(オタクのツイ情報)
こういうタイプの頭空っぽ幼女って今まで嫌いになる傾向があったんですけど、なぜかひなたは好きになりました。正に「俺に天使が舞い降りた!」状態。俺にとっての天使はお前や、ひなた。
みゃー姉依存度の高さ、小学五年生にしては幼すぎる言動。一歩間違えたらヤンデレになりそうな危うさを持ち合わせてます。
・姫坂 乃愛
乃愛ちゃんは言動に狡猾さが滲み出ていて、ひなたとは完全に真逆の意味で小学5年生とは思えない思考回路を持ってるんですよね。将来は男を誑かす魔性の女になってそう。
・種村 小依
俺はお前の事が好きだしお前は俺の事が好きや、小依。
花ちゃんと同じポンコツ枠。花ちゃんより若干こっちの方がポンコツ度高くて純粋ですかね。花ちゃん同様小学5年生とは思えないポンコツさ。ツインテールだし好き。私はツインテールが大好きです。
声優の大和田仁美さん、大好きなアストルフォ(FGO)の声優の大久保瑠美ボイスに幼さを足した感じの声で最近好きです、注目しています。
・小之森 夏音
特にコメントは無い。
まぁ世の小学5年生がどれぐらいの発達具合だったかなんてもう覚えてないので現実と比較しようとするだけ無駄ではありますよね。自分が小学5年生の時何やってたかなんて考えると教室の隅でこそこそラノベ(紅-kurenai-)読んでました。
後からオタクのツイ見て気がついたんですけど、全話通してどこかしらでお風呂のシーンが入ってるんですね。監督の趣味かな、凄い。
最終話感満載の最終話のおかげで気持ちよく見終わることができました、正に覇権。
最高のアニメです。みんなもわたてん、見ましょう。
最後に最近笑い転げた動画を貼っておきます。
最初のバトルを待っとるけん pic.twitter.com/s1YmVW4Vtr
— 黒人天才 (@kokujintensai85) 2016年4月2日