オタク、声優オタク、アイドルオタク。

オタクとオタクな話に花を咲かせつつ酒を酌み交わす、オタクをしていて楽しい瞬間の一つである。

そんな時、話題の中心が”アイドル”になるといつも考えることがある。

 

”はたしてアイドルオタクはオタクなのであろうか……?”

 

※以降全て個人的見解です。

筆者はアイドルオタクについてこの様な思想を持っており、 基本的にインターネットで「オタク」という単語を見かけたら二次元コンテンツ大好きアニメ博士キモ・オタク君(以降アニオタと呼称)を指すと考えている。

この点に関しては、自分がそちら側の人間であるからかもしれないが。(エロゲオタクに関しては自分がアニメよりエロゲ寄りの人間だったのでそう書いただけ)

 

しかし、「愛好家としてのオタク」という本来の意味ではアイドルオタク(以降ドルオタと呼称)は勿論オタクだ。

また、アニオタとドルオタの中間地点として「声優」というコンテンツが存在している。

よくあるオタクの変遷としては、アニオタ→声優オタ→ドルオタ の順に移り変わるオタクが多いだろう。

 

だがやはり、アニメや漫画、ゲーム等の二次元コンテンツを好む者を指す「オタク」という意味でドルオタは「オタク」には含まれないのではないだろうか……。

アニメオタク声優オタクアイドルオタク

これら三つの中間地点である声優オタクからドルオタの本質について紐解いていきたいと思う。

 

 

 声優オタクからドルオタへ

「声優」というコンテンツはオタクが、本質的にアニオタであるのか、それともドルオタ寄りであるのかを見極める際に重要なポイントである。なぜなら声優は二次元と三次元の中間地点、所謂2.5次元に当たるコンテンツであるからだ。

 

この声優オタクの中には二種類の人間がおり、

・アニメに関連づけつつ声優の話をするオタク

・声優個人の話ばかりをするオタク

に分けられる。

もちろん前者がアニオタ寄りで後者がドルオタ寄りだ。

 

やはり後者の声優個人の話ばかりするオタクはアイドルにもハマりやすい傾向にある。アクターとしての声優というより、声優個人をアイドル・偶像として見ている節がある。大体みんな何かしらのきっかけがあると即ドル堕ちしてドルオタにシフトしている。

このタイプの人間は、二次元コンテンツより三次元コンテンツを好んでいるので声優の話になるともう全然アニメの話をしない。「◯◯が可愛い〜」だの「◯◯が最近何してる〜」だの。

挙句声優をメインにアニメを見出し、声優目当てでイベントやライブへ行く。三次元を中心に置いている様はもはやドルオタと大差がない。

対象が実在する三次元であるので、イベント・ライブへ赴き実際に声優を目にするという活動がメインとなるのだ。 

 

そもそもこのイベント・ライブがオタク業界の主だったコンテンツとして隆盛してきた背景には、アニメ業界が拡大し、本質的にはウェイ寄りであったはずの人間が大量にオタク業界へ流入してきたのが関係する。その裏付けとして、ライブや聖地などでのマナー悪化が挙げられるだろう。

この様なライト・オタク層は、やはり潜在的にはウェイであるので対象が二次元であろうがなかろうが特に問題ではないのだ。

以上の事から、やはりアイドルオタクはオタクではなく本質的にはウェイであるという結論が得られる。(ガバガバ理論)

 

もはやオタク業界は二次元コンテンツ大好きアニメ博士キモ・オタク君だけのものではなくなっているのだ。

 

ー完ー

 

 

 

 

 

 

 

ところで最近異世界転生の作品を漁るのに心血を注いでおります。どうしても異世界転生がしたいので。

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